給湯器の配管カバーの役割について
取り付けなくてもいい?
給湯器を設置する際、配管カバーをつけるかどうか迷うケースもあるのではないでしょうか。
迷う原因は、必要性があるのかはっきりとわかっていないからでしょう。
役割を理解することで、判断できるようになるはずです。
主な役割は給湯器本体の下にある配管を隠したり、保護することです。
一般家庭でもボックスを2つ繋げたような細長いものを設置しているのをみたことがある人もいるのではないでしょうか。
ボックスのようなもので配管を覆うように設置されているのが配管カバーです。
設置していない家庭に多いのは、凍結や天候の影響を受けにくい場所に本体が置かれている、見た目を気にしないと言った理由が多い傾向にあります。
特に、屋内タイプです。
お部屋の中に置かれており、天候の影響を受ける心配がないためカバーをする必要がありません。
また、集合住宅でよく採用されているパイプスペースがあれば、扉がついているためボックスで覆わなくても保護することができます。
あった方がいいケースとは
カバーをお勧めする人は、見た目が気になる時です。
本体の下には何本も配管が伸びており、ごちゃごちゃとした印象を与えてしまいます。
ボックスで覆うと隠れるため、気になる人は取り入れましょう。
また、本体が屋外にあるなど、天候に影響を受けやすい場所は保護してあげなければ劣化し、寿命が短くなる恐れがあります。
汚れてしまった時も一本ずつ掃除をする必要がなく、カバーの表面を拭き取るだけでメンテナンスが簡単です。
寒い地域では凍結対策として設置するケースが多いです。
完全に凍結を防げるわけではありませんが、ある程度抑えることができます。
さらに、強風などで物が吹き飛んできたときに破損のリスクを軽減することも可能などの役割があります。
給湯器を設置する際に必ずカバーを取り付けなければならないという決まりはありません。
しかし、役割を知ると取り付けた方がいいと判断する人も多いです。
給湯器には壁掛けタイプと据置タイプがありますが、配管カバーもそれぞれ異なるため、購入する際は間違えないように注意しましょう。