給湯器の故障ではじめに確認すること
寿命が近い場合は修理ではなく買い換えよう
給湯器が故障したと感じたら確認すべきポイントがあります。
はじめから修理業者に依頼すると安心ですが、中には故障ではないケースもあるため、まずは自身で状況を確認することが大切です。
確認するポイントは給湯器の寿命です。
寿命は8年から10年が一般的であるため、購入してから8年以上経過している場合は修理するよりも買い換えを検討してみてください。
保証期間内であれば無料で修理してくれるため、直した方がお得に感じるかもしれませんが、またすぐに故障する恐れがあります。
完全に使えなくなる状態まで使い続けるのもお勧めしません。
お湯は生活に欠かせない設備ですが、買い替える際にすぐにお家に設置できないこともあります。
そのような場合は使えない状態が続き、生活に支障をきたす可能性があるため、寿命が近いものを使っている家庭は買い替えることをお勧めします。
症状をチェック
寿命を確認したら次は症状をチェックしていきます。
黒い煙が出ていたり、異臭、異音がする場合は、故障の可能性が高いです。
まだ使えるからといって、これらの症状を放置していると一酸化炭素中毒など大きな事故につながる恐れがあります。
早期に業者に連絡をしてください。
自身で詳しく調べようとするのも危険なため、触らずに業者を呼びましょう。
また、煙や異臭がするときは窓を開けて換気をするなどトラブルが起きないように対策をしておくことが大切です。
それ以外の症状では、お湯が出ないということが挙げられます。
給湯器の電源がついている状態でお湯が出ない場合は、蛇口の故障も考えられます。
他の水回りの蛇口からお湯が出る場合は給湯器本体のトラブルではなく、蛇口に原因があるため交換すると解決するでしょう。
どの蛇口からも出ない場合には給湯器、水さえも出ない場合には水道周りのトラブルが考えられます。
水は出るけど、お湯がでないときにはガスの元栓を確認してください。
元栓が開いていてガスメーターが動かない場合にはガスメーターが遮断されている可能性が考えられます。
温度が冷たくなったり、熱くなったりなど不安定な場合は水道の水圧に問題が起きているかもしれません。
このように、異変が起きた時は、まず症状を確認しましょう。
自分で対処できないケースが多いため、修理はプロに依頼してください。