給湯器の追い焚きができない原因と解決策とは
よくある原因とは?

給湯器の追い焚き機能が使えない時、多くの人は故障を疑うのではないでしょうか。
しかし、故障以外が原因になっているケースも少なくありません。
例えば、浴槽内のお湯が少ない場合です。
追い焚き機能は浴槽内に溜まっているお湯を一度取り込み、温め直して再び送り込むため、取り込めるほどのお湯がなければ、機能しないのです。
この場合は循環口よりも高い位置までお湯を貯めると解決します。
フィルター詰まりも追い焚き機能が作動しない一つの原因です。
フィルターの中まで掃除できている人は少ないのではないでしょうか。
しかし、髪の毛やゴミが詰まるとお湯が循環されず、追い焚き機能が作動しなくなってしまいます。
この原因の解決策は、詰まっているものを取り除くしかありません。
また、このようなトラブルが起きないように、浴槽の中に異物は入れないようにしましょう。
センサーの異常や天候不良が原因

追い焚き機能のセンサーが何らかの原因により不具合が起きることもあります。
センサーが正常に反応しないと追い焚きが必要ないと判断して機能が作動しません。
浴槽内のお湯の量やフィルターに問題がない場合は、センサーの不具合を疑いましょう。
この原因の解決策は、給湯器の専門業者による修理です。
給湯器内部の問題になるため、自力では直すことができません。
他にも天候不良が原因で追い焚き機能が作動しないことがあります。
例えば、豪雨です。
台風などで天候が荒れると給湯器内部まで雨水が入り込み、電源が付かなくなる場合があります。
屋外用の給湯器は防水構造のため、雨水が入り込んでくる可能性は低いです。
しかし、超大型台風など設計を上回る雨が降ると内部に侵入してくる恐れがあります。
その場合は本体が乾くまで待ちましょう。
時間を置いても改善されない場合は他の原因が考えられます。
また一度は改善しても、再発を繰り返す場合は業者に点検してもらうと安心です。
このように追い焚き機能が作動しない原因は様々です。
原因によって解決策が異なるため、わからない場合は初めから業者に相談することをお勧めします。