給湯器の未使用時に音がする場合の対処法とは
自動的に燃焼することがある

給湯器を使っていない時に音が鳴ることもあるのではないでしょうか。
日中は気にならないかもしれませんが、寝静まった時に聞こえてくると、ストレスになる人もいるはずです。
給湯器が未使用時に音が鳴る原因と対処法を知っておきましょう。
原因を特定する方法がいくつかあります。
1つは火が付いているかどうかです。
給湯器が燃焼している時はリモコンに炎のマークが表示されます。
お湯を使っていない時に、そのマークが表示されていれば配管のどこかで水漏れしている可能性が考えられます。
しかし、石油給湯器の貯湯タイプの場合は、リモコンの電源が入っている限り、お湯を使っていなくても自動的に燃焼するシステムになっているため、問題ありません。
即湯システムの場合も自動的に燃焼することがあります。
判断が難しい場合は業者に確認してもらいましょう。
音の種類や鳴る場所を確認しよう

お湯を出していなくても一瞬、蛇口を開け閉めすると内部にあるプロペラが稼働し、振動音がなる場合があります。
このプロペラは点火前に酸素を取り入れるためや、燃焼後に排気する役割があります。
蛇口を閉めてから1分程度、プロペラが稼働するのは問題がないため、この可能性がないかどうかも確認しましょう。
蛇口の開け閉めをしていない状態であれば、凍結予防機能が稼働している可能性が考えられます。
特に冬場に起こりやすく、稼働していても問題ありません。
給湯器本体からではなく、未使用時にリモコンから電子音が聞こえることもあるのではないでしょうか。
この場合は、リモコンに不具合が起きている可能性があります。
接触不良や故障が考えられるため、修理や交換が必要です。
カチカチとした音は電装基盤に問題が起きている可能性があり、正しい対処法は部品交換となるため、できる限り早く業者に交換してもらってください。
このように、未使用時の異音の原因と対処法は様々です。
不具合ではない可能性も考えられるため、まずは原因を探ることから始めましょう。
原因がわからない時は業者に依頼すると安心です。
完全にお湯が使えなくなる前に相談してみてください。