給湯器の修理か交換の判断基準とは
使用年数がポイント

給湯器に不具合が起きた時、修理するべきか新しい給湯器に交換するべきか悩む人もいるのではないでしょうか。
新しく買い換えるとなれば費用が高額なので、できる限り修理で対応したいと思うでしょう。
しかし、その判断を間違えると、逆に無駄な費用が発生する恐れがあるので、注意が必要です。
間違えないように判断基準について知っておきましょう。
判断基準のポイントは、使用年数です。
購入してから数年しか経っていない場合は、保証期間内であることが多く、修理で対応した方が、費用がかかりません。
保証期間や保証内容を確認し、無料で修理してもらえるかどうかを問い合わせてみてください。
また、場合によっては初期不良の可能性もあります。
初期不良は無料で修理、もしくは新しい給湯器に交換してもらえることが多いので、点検を依頼しましょう。
しかし、保証期間内であっても、原因によっては無料で対応してくれない場合があります。
例えば、大きな衝撃を与えたことによる破損です。
使い方が原因で故障したものは保証が適用されない可能性が高いので、注意してください。
具体的な年数とは?

使用年数が判断基準になりますが、具体的にどれくらいの年数が目安になるのか知りたい人もいるでしょう。
目安は、保証期間が切れる年数です。
7年、10年といった年数は、保証期間外である場合が多く、修理をしてもまた違う場所で不具合がおきる可能性があります。
保証期間外の修理は費用がかかるので、修理を積み重ねるほど無駄な出費が発生してしまうのです。
一度の修理費が安くても、交換した方がお得になるほどの総額になるケースが少なくありません。
使い方により、耐用年数以上に使える場合もありますが、いつかは寿命を迎えます。
給湯器が使えず、お湯が出ない生活が長引かないように、寿命が近いものはできる限り早い段階で交換を検討しましょう。
完全に壊れる前に交換するとお湯が使えない期間が発生しません。
このように、修理か交換かの判断基準は、使用年数がポイントになってきます。
判断が難しい場合は専門業者に依頼するのも一つの方法です。