給湯器の不調のサインを見極めるポイントとは
お湯が出ないのは不調のサイン
給湯器は前触れもなく突然故障することもありますが、多くの場合は不調のサインがあります。
不調のサインを知り正しく見極めることができれば、壊れる前に買い替えや修理が依頼できます。
慌てることがないように、よくある給湯器の不調サインを知って見極めましょう。
1つは、お湯が出ないといった症状です。
1箇所だけお湯が出ない場合は、給湯器ではなく水栓に不具合が起きている可能性が考えられます。
水栓を交換するだけで改善するでしょう。
全ての水まわりでお湯が出ない場合は、給湯器本体に不具合が起きている可能性が高いです。
ブレーカーや電源プラグに問題はないか、ガスや電気の供給が止まっていないか、お湯切れが起きていないかなどを確認した上で、業者に連絡をしてください。
自力で改善しようとせずに、業者に依頼した方がスムーズに解決します。
特に注意したい不調サインとは
リモコンの電源がつかないという症状も不具合のサインです。
リモコン本体が故障している場合と、給湯器本体に問題が起きている2つの原因が考えられます。
1箇所のリモコンだけが電源が入らない時は、リモコンが故障している可能性が高いですが、設置してから何年も経過しているとリモコンや部品の在庫がなく、修理できない場合があるので注意しましょう。
全てのリモコンが使えない場合は、給湯器に問題がある可能性が高いです。
音や臭いにも注意してください。
特に、爆発音やガスの臭いがする場合は要注意です。
ガス漏れや不完全燃焼を起こしている危険性があるので、使い続けないようにしましょう。
黒い煙が出ている場合も、不完全燃焼が起こっている恐れがあります。
放置すると一酸化炭素中毒を起こす危険性があるので、大きな事故に繋がる前に、すぐに点検を依頼してください。
このように給湯器に不具合が起きると様々なサインがあります。
10年以上使っている場合は、いつ不具合が起きてもおかしくない状態です。
使い続けても問題がないケースもありますが、万が一のことを考え、症状に気がついた時は早めに対処しましょう。
原因がわからない場合も業者に相談し、見極めてもらうと安心です。