給湯器交換で失敗しないためのポイントとは
目的に合った製品選び
給湯器は2、3年に一度の頻度で交換するものではありません。
一般的に給湯器の寿命は10年が目安だとされており、使用状況によってはそれ以下の年数で交換する場合もありますが、多くの場合は10年ほどで交換します。
買い替えの頻度が多くない分、交換する時は失敗しないように注意しましょう。
給湯器交換で失敗しないために知っておきたいポイントがあります。
一つは、目的に合った給湯器を選ぶことです。
使用人数に合わせて最適な製品が異なります。
業者に相談するとおすすめを教えてくれますが、必要ない性能の給湯器が勧められることもあるため、気をつけなければなりません。
特に号数選びは慎重に行ってください。
家庭用であれば16号、20号、24号が一般的です。
16号は単身世帯、20号は2人家族、24号は4人家族を目安に選ぶと失敗しないでしょう。
信頼できる業者を選ぼう
業者選びも交換で失敗しないためのポイントになります。
中には悪徳業者が存在し、接客態度が悪いだけでなく粗悪な製品を提供するところがあるのです。
また、雑な作業により、設置後にトラブルが起きるケースもあります。
もちろん、良心的な業者でもトラブルが起きることがありますが、保証やアフターフォローが充実していれば安心です。
悪徳かどうかを判断するために、まずはホームページなどで必要な資格を持っていることを確認してみてください。
ホームページでわからなければ見積もり時に確認すると安心です。
見積書の内容もよく確認しましょう。
多くの人は金額だけ確認しますが、記載項目がポイントです。
一式などと詳細に書かれていない見積書は何が含まれているのか、どの作業にいくらかかっているのかが判断できません。
後から追加請求される恐れがあるため、詳細に記載されている見積書を提示してもらいましょう。
また、見積もり金額が高すぎる、安すぎる場合も要注意です。
できる限り安く交換したいものですが、何かと理由をつけて高額請求してくることがあるのです。
このように、給湯器を交換する時は製品選びだけでなく業者選びにも気をつけて失敗を防ぎましょう。