給湯器の保証期間について知っておこう
給湯器の保証期間には種類がある
給湯器が問題なく使えているときには気がつかないことですが、急にお湯が出なくなったり、設定温度のお湯が使えなかったりすると、慌ててしまうでしょう。
お風呂や洗顔、料理など給湯器の不具合でお湯が使えない場合は、日ごろの生活にも大きく影響します。
すぐに修理を頼んで直してもらいたいものですが、その前に確認しておきたいことがあります。
それは、給湯器の保証期間です。
他の電化製品と同様に給湯器にも寿命があり、約10年と言われています。
しかし、使用頻度や環境によっては早くに故障したり、修理が必要となる場合もあるでしょう。
そのような場合に給湯器にも保証期間が設けられているのです。
給湯器の保証期間は、BL認定品で保証期間が異なるメーカー保証や請け負った業者での工事保証があります。
それぞれ保証期間も異なるため、知っておきましょう。
メーカー保証と工事保証
給湯器のメーカー保証とは、給湯器を購入することで付属してくる一般的な補償のことです。
1年から3年までの無料の保証がついていますが、製品によって保証期間が異なります。
保証期間の違いを見分けるのは、給油専用の給湯器に多く、品番にBLの記載がない製品は保証期間が1年になっているのです。
風呂給湯器など一般的に使われている給湯器には、品番にBLの記載があり、保証期間は2年になっています。
そのような製品をBL認定品と言い、BL認定品には瑕疵保証と損害賠償のBL保険がついているのです。
3年保証は購入後に登録をすることで、無料で保証期間を延長して3年にすることができるメーカーがあります。
また、メーカーによっては独自に保証期間を設定して有料で保証期間を延長することもできるのです。
工事保証とは、給湯器の設置をする会社が設けている保証です。
これは製品の不具合に対しての保証ではなく、設置する際の工事に対して保証がされるものになります。
給湯器の修理をする際には、これらの保証期間や内容を確認した上で、依頼するようにしましょう。