給湯器の手抜き工事を見極めるには
分かりやすい手抜き工事とは
給湯器は日常生活に欠かせないものです。
しかし、突然、故障してお湯が出なくなることや、長期間使っていたために寿命がきて新しく買い替えたりすることもあるでしょう。
そのようなときには、業者に給湯器の修理や設置をお願いすることになりますが、手抜き工事をされてしまうと再び故障したり、工事をしたりしなくてはならなくなります。
給湯器の修理や工事は素人では行えないため、手抜き工事について知っておくことが必要です。
しっかりと手抜き工事を見極めて、トラブルにあわないようにしましょう。
まず、見て分かりやすい手抜き工事の一つは給湯器の設置です。
壁掛けタイプの給湯器は、壁にしっかりと固定する必要があります。
しかし、薄い壁にビスを打っていて給湯器がぐらぐらとしている場合もあるのです。
次に、屋外にある給湯器の配管を確認しましょう。
給湯器の配管は外気や風雨から守るために保温材を巻きますが、中には今まで使っていた保温材を使いまわす業者もいるのです。
しかし、給湯器の手抜き工事は目に見えるものだけではありません。
故障だけでなく、思わぬ事故につながる場合もあるので、しっかり見極めるようにしましょう。
手抜き工事を見つけたら
目で確認できる手抜き工事を見つけたときには、給湯器の工事を下請け業者に任せているケースが多いため、メーカーやおおもとの業者に確認しましょう。
プロのアドバイスを聞くことで解消できる問題もあるはずです。
また、給湯器の修理はガス可とう管接続工事監督者の資格があれば誰でも行うことができますが、設置には知識と経験が必要になります。
施工者によって、工事のクオリティの差が大きいのです。
経験が浅い施工者が修理を行った際に、手抜きをするつもりがなくても十分な工事が行われていない場合もあります。
そのようなことにならないためには、契約前での見極めも重要です。
修理を頼む際には安さ重視で選ばないことや、経験豊富な有資格者の施工業者に依頼するなどです。
事前に手抜き工事に合わないようにすることも、トラブルの回避につながるでしょう。