給湯器は修理と交換どちらが良いのか
給湯器が故障したとき
給湯器が故障したとき、新しいものに交換をするか、修理を依頼するか迷う人もいるのではないでしょうか。
特に年数が経っている給湯器を使っている場合は、交換、修理どちらがお得なのか、迷うものです。
給湯器が故障したとき、工務店やマンション管理会社に連絡する人が多いですが、工務店や管理会社は下請業者に依頼し、給湯器業者が来ることになるでしょう。
給湯器はガス機器であるため、修理には認定資格が必要なります。
機械などの修理が得意な人は自分で直せそうと思っていても、無資格の人が専門知識がない状態で修理をすると事故につながる可能性があります。
自分では修理せず、給湯器専門の業者に依頼すると安心です。
しかし、使用年数が長すぎる給湯器は修理を受け付けてもらえないことがあるため注意してください。
修理を受け付けない理由は、生産を終了したため修理に必要な部品がないということが挙げられます。
給湯器は生産終了後、10年間は部品を保有する決まりがありますが、それ以上経過している給湯器は部品がないため修理できない可能性が高いです。
この場合は、交換するしかありません。
修理するか交換するかのポイント
故障した給湯器を修理するか、交換するかを考えるときは、保証期間と給湯器の寿命がポイントになります。
保証期間内であれば無償で修理を受けられるため、交換するよりも修理がおすすめです。
保証期間が過ぎると有償になります。
メーカーによって異なるため、確認してください。
また、メーカーに修理を依頼すると、完全に修理できなかった場合でも出張点検費を請求されることがあるため、修理を依頼するときは使用年数を確認することも大切です。
給湯器が故障したときは同時に交換する場合の概算費用も調べておくといいでしょう。
修理をするかどうか、修理費用は給湯器を直接確認したあとに計算をします。
部品の調達など修理作業をするまでに数日かかることがあり、現場にきて修理不可と診断されると、そこから交換手続きをしなければならず、とても時間がかかってしまうのです。
また、使用年数が経っている給湯器を修理できてもまたすぐに不具合が起き、交換費用よりも高い金額を払っていたということも少なくありません。
この場合は思い切って新しい給湯器に交換してみてはいかがでしょうか。