給湯器の設置場所について
給湯器の設置場所
給湯器があるだけで、いつでもお湯が使えるようになります。
生活する上で欠かせない機械です。
しかし、いざ給湯器を導入するとなると設置場所に悩むものです。
これから給湯器の導入を検討している人は、どこに給湯器を設置するのかについて知っておきましょう。
給湯器の種類、サイズによって設置場所が異なります。
たとえば、ガス給湯器の場合には、上方の排気口より300ミリ以上、前方は600ミリ以上、後方は10ミリ以上スペースを設けなければなりません。
また、給湯器の前方にプラスチックなどの熱に弱いものがある場合は、その場所を避けて設置したり不燃断熱材で保護する必要があります。
できるだけ窓のない場所に設置することが望ましいですが、窓付近に設置しなければならないときは建物開口部から上方300ミリ以上、側方と下方は150ミリ以上離して設置してください。
集合住宅と一戸建て住宅では設置場所が異なる
集合住宅と一戸建て住宅でも給湯器の設置場所が異なります。
比較的に一戸建て住宅の場合は設置場所が選びやすいです。
一般的には家の外部に据置型として設置することが多いですが、マンションなどの集合住宅では屋外設置でも壁掛型を選ぶことが多くなります。
また、設置スペースを考慮して給湯器のサイズにも制限がでるでしょう。
そのため、マンションに給湯器を設置する場合は、コンパクトタイプを選ぶことをおすすめします。
屋外や屋内の設置する以外にパイプシャフト設置という方法があります。
これはマンションの玄関横などにあるパイプスペースに設置する方法です。
排気管の方向も考えなければなりません。
浴室内設置は、壁貫通式風呂給湯器が主流になっているため、給湯器を風呂がまに内蔵すると浴室内が広くなります。
バランス式風呂の場合は、浴槽と風呂がまを並んで設置しますが、浴槽が小さくなりがちです。
無理に給湯器を設置すると放熱ができなくなり、事故が発生する危険性があります。
また、うまく配管できないと給湯器の設置自体ができないことも少なくありません。
給湯器の設置場所は、給湯器専門の業者に相談することをおすすめします。