給湯器の種類について
給湯器の種類を知ろう
これから給湯器の導入を検討している人は、給湯器の種類について知っておきましょう。
まずは、熱源別の種類を知っておくことが重要です。
それぞれの種類に特徴やメリット、デメリットがあります。
ガス給湯器は都市ガスやプロパンガスを燃料とする給湯器で、最も普及している種類です。
特徴は、寿命がくるまでに故障が少なく、燃料制御が簡単で高い給湯力を持っていることが挙げられます。
しかし、運転音が大きいといったデメリットがあります。
隣家に音が響かない位置に設置したり、寝室と離れた位置に設置しましょう。
また、お湯の使用量に合わせて給湯器を購入しなければ、温度が上がらないことがあります。
さらに、給水管が凍って破損する危険性があるため、凍結対策が欠かせません。
ランニングコストが安い給湯器
電気給湯器は電熱ヒーター式と熱交換式の2種類あります。
どちらも貯湯タンクに沸かしたお湯を蓄えており、電気料金が割安である午後11時から朝7時の間に稼働する給湯器が一般的です。
オール電化住宅の普及により、人気が高い傾向にあります。
特に、電熱ヒーター式は寒冷地でも使用ができ、ランニングコストがガス給湯器と比較して安いメリットがあります。
しかし、給湯の勢いが弱く、貯湯を使いきると水しか出なくなるといったデメリットがあるため、注意してください。
石油給湯器は灯油を燃料とする給湯器で、ガス給湯器に次いで人気があります。
給湯が強力でランニングコストが比較的かからないことが特徴です。
寒冷地との相性も良いですが、貯湯タンクが必要であったり、灯油燃焼時の排気臭、作動時の騒音がデメリットとして挙げられます。
また、屋外に設置するのが一般的ですが、給油の手間がかかったり、常にタンクに残っているかを確認しながら生活しなければなりません。
ハイブリッド給湯器というのもあります。
このタイプは電気とガスを用途によって組み合わせできることが特徴です。
少ない資源で効率的にお湯が沸かせられるため、注目されています。
上手に使い分けてランニングコストを削減することが可能です。
他にも様々な種類があるため、適切な給湯器を選んでみてはいかがでしょうか。