給湯器の点検方法について
普段から気をつけて安全を
お湯を使用して生活していく上で、給湯器は欠かせないものです。
しかし、お湯を沸かすためには電気だけでなくガスも使用し、高温になるため、故障に気づかずにいると重大な事故に繋がる危険性も考えられます。
そのため、自分で出来る定期的な点検が大切です。
まず、きちんと点火するかを確認しましょう。
湿気などで付きにくい場合もありますが、付きにくいのであれば修理業者への依頼が必要になります。
また、点火の点検をする際には、音にも気をつけてください。
爆発音のような異音がした場合には、すぐに使用を止め、修理業者に依頼しましょう。
給湯温度や、沸き上がり温度が設定通りなのかも点検が必要です。
温度が上がらない場合は、浴槽内にあるフィルターが汚れているため、上がりにくいことが原因かもしれません。
温度が上がらないままになると空焚きや、無駄なコストが掛かってしまうため、定期的な掃除が大切です。
さらに、お湯の色が変化している場合にも、給湯器の錆などが原因の恐れがあるため、定期的な点検で確認しておきましょう。
給湯器の法定点検制度
日常生活において、お湯を使用する機会は多くあります。
日常生活のお湯は給湯器で沸かしますが、給湯器はお湯を沸かす際に、電気やガスを使用し高温になるため、定期的な点検が必要です。
さらに、給湯器は使用していくと劣化していくので、気付かないまま使用すると故障の原因や、事故の原因にもなるので注意しておきましょう。
劣化による故障を防ぐために、定期的な点検が義務付けられている法定点検制度があります。
これは長期使用製品安全点検制度のことですが、点検は専門業者が行うものです。
給湯器を購入する際に、説明と同時に所有者登録をすることで、定期的に点検通知が来るようになるため、専門業者の点検が受けられます。
しかし、専門業者による点検の前に異常に気づいた場合には、すぐに専門業者に修理を依頼しましょう。