給湯器のトラブルで自分でできる点検とは
給湯器のトラブルに早く気がつくためには
給湯器にトラブルが発生した時、業者に修理を依頼する人が多いでしょう。
給湯器が故障すると、お湯が使えなくなるためできるだけ早くトラブルを解消したいものです。
しかし、トラブルが発生するたびに業者を呼んでいると修理費用がかさみます。
簡単なトラブルであれば自分で対処したり、防ぐことができます。
トラブルに早く気がつくためには、点検が重要なポイントです。
自分でできる点検を定期的に行い、トラブルを防ぎましょう。
しばらく給湯器にトラブルが発生しないからといって、点検を怠ると大きなトラブルに繋がり、本体を交換しなければならないこともあります。
大規模な修理や本体の交換は、通常の修理よりも費用が高くなるため、定期的に点検を行ってトラブルを早い段階で食い止めることが大切です。
自分でできる点検とは
自分でできる点検は、目と鼻、耳で確認することです。
給湯器には給排気口がありますが、その部分に埃や汚れが溜まっていないか、異物が入っていないかの確認を行いましょう。
また、水や油漏れが発生していないか、本体の表面が錆びていないかの確認も行ってください。
本体の表面が錆びしていると、内部のパーツまで錆びている可能性が高いです。
汚れや錆びは給湯器の故障に原因となるため、しっかりと目で確認する必要があります。
ガスの臭い、焦げた臭いがある場合も注意が必要です。
火災や不完全燃焼による一酸化炭素によって命に関わる事故を招く可能性があるため、業者をすぐに呼んでください。
稼働中に発生する振動音が大きい場合や、「ピー」、「キーン」といった機械音が発生している場合も異常が発生しているかもしれません。
大きなトラブルに発展しないためにも、異常があった場合はそのまま使い続けるのではなく、業者に修理を依頼してください。
また、自分ではできない点検もあります。
業者が行う定期点検、法定点検も定期的に行って給湯器を長持ちさせましょう。
業者に点検を依頼するときのために、あらかじめ製品名や製品番号を控えておき、異常がある場合はその症状をまとめておくとスムーズに点検をしてもらうことができます。