給湯器の故障で点火できなくなったときの対処法
給湯器が点火しない
給湯器はお湯をつくる設備であるため、日常生活に欠かせません。
これまで問題なくお湯が出ていても、突然、給湯器が故障して点火しないといったトラブルが発生することがあります。
突然、お湯が出なくなるとお風呂に入れないなど、生活に支障をきたしますが、対処法を知っておくと安心です。
給湯器の点火不良はよく起きるトラブルですが、どのような症状が現れるのかわからない人もいるのではないでしょうか。
一般的な点火不良とは、電源が入っているのに点火しない、ガスは入っているのに火がつかないなどの症状が挙げられます。
いきなり給湯器が故障することもありますが、前兆を見逃していることも多いです。
例えば、温度が安定しない、追い炊きができない、お湯が出るまでに時間がかかる、異音がするなどです。
これらの前兆が見受けられた場合は、故障する可能性があります。
点火不良時の対処法
給湯器が点火しない時の対処法は、業者に修理を依頼する方法が最も安心ですが、自分でできる対処法もあります。
まずはじめに、リモコンに表示されているエラーコードを確認し、故障の種類を調べましょう。
点火不良が発生した時のエラーコードは111、112、113のどれかです。
違うエラーコードが表示されている場合は、点火不良以外の故障原因が考えられます。
エラーコードの種類は取扱説明書に書かれています。
取扱説明書がない場合は、使用している給湯器メーカーのホームページを確認すると、わかるはずです。
また、給湯栓が全開になっているかの確認も必要です。
水量不足だと点火しません。
ここまでが自分でできる対処法です。
後は、業者に連絡しましょう。
これ以上、素人が手を出してしまうと、爆発や火災につながる危険性があります。
特に、ガス給湯器の点火不良の原因は、電気系統の制御基板にあることが多いため、素人では対処することができません。
修理費はかかりますが、命に関わる大きな事故につながることもあるため、状況を把握した後は業者に連絡することが大切です。
故障の原因やエラーコードを業者に伝えると修理作業もスムーズに進みます。