給湯器と湯沸かし器の違いとは
方法は一緒
給湯器と湯沸かし器の違いがわからない人も多いのではないでしょうか。
マンションなどの集合住宅や、賃貸物件に住んでいる場合は気にせずにお湯を使っていることが多いです。
しかし、マイホームを建てるときなど自分で導入しなければならない時に、初めてそれぞれの特徴を知って比較する人も少なくありません。
この2つの仕組みは、ほぼ同じですが、湯沸かし器はキッチンや洗面所などで使うガス瞬間湯沸かし器のことを指すのが一般的です。
中を通る水の配管が細くなって、それをガスバーナーで加熱を作っており、ガス給湯器とそれほど違いはありません。
電気を使うものは小型電気温水器です。
これはタンクに水を貯めて電気ヒーターで加熱し、電気を使った給湯器と、ほぼ同じだと言えます。
このように仕組みは同じでも、それぞれを代わりに使うことはできないため注意してください。
サイズと能力
仕組みが同じであれば、呼び方が違うだけだと思うかもしれませんが、大きな違いはサイズと能力です。
キッチンなどで使う湯沸かし器はコンパクトですが、お風呂などに使う給湯器は設置も大掛かりになるサイズです。
また、加熱する方法が一緒でも、能力は比較できないほど差があります。
また、光熱費にも違いがあります。
洗面所やキッチンだけで使うものは時間も短く、10分も超えると安全性を考えて自動的に消化されてしまいます。
お風呂で使うものは使い方や選び方次第で光熱費を削減することが可能です。
例えば、エコキュートにするなどが挙げられます。
電気温水器からエコキュートにすると、電気代が3分の1以下になるとされています。
お湯を作るための設備が必要なときは、設置できるもの、できないもの、場所、使い方など、それぞれ異なるため、特徴を理解した上で導入することが大切です。
また、それぞれにも電気やガスなどの種類があります。
洗面所や台所でもたくさん使う家庭はガスを考えた方がお得になるケースがあるため、業者と相談しながら適切なものを選ぶようにしてください。
家族構成やライフスタイルなどを基準に考えると、適切かどうかが判断できるでしょう。