給湯器のリモコンが故障したときの対処法とは
画面がつかない原因
給湯器本体には問題がないけどリモコンの調子が悪いと思っている人もいるのではないでしょうか。
液晶画面には何も表示されていない状態でもお湯が出るのはリモコンが故障している可能性が高いです。
液晶が映らないと設定温度が分からず、生活に支障をきたすこともあるでしょう。
故障していない可能性もあるため、状況を把握することから始めてください。
まずは、リモコンのスイッチです。
運転ランプもしくは電源ランプを確認してみてください。
給湯器本体の電源が入っていてもリモコンのスイッチが入っていなければ、液晶に表示されないままお湯が出ます。
気づかないうちに電源をオフにしていたり、節電のために切っておいたことを忘れていたなどと見落とすこともあるため要注意です。
これは故障ではないため、電源を付け直すと液晶が映ります。
放置せず修理しよう
電源ランプが点灯していてもリモコンが節電モードになっていて表示されていないケースもあります。
セーブモードや省エネモードなども同様です。
給湯器を使っていない状態で一定時間経過すると、自然と節電モードになって表示が消える機能がついていることが多く、これも故障ではないため安心してください。
解除するためには、いずれかのボタンを押して画面が点灯した状態で再びボタンを押すと操作ができるようになります。
また、蛇口やシャワーからお湯を出した時にも解除されます。
液晶がつかない状態で自動お湯はりや温度調整ボタンが反応する時、表示が一部欠け映っている場合は、パネルの故障が考えられるでしょう。
表示温度と異なる温度のお湯が出ると、やけどなどのトラブルにつながるため、できるだけ早い段階で修理をお願いしてください。
他には断線が考えられます。
リモコンと本体を繋ぐ線が錆びたり、腐食することもあり、接続不良が発生することも少なくありません。
放置すると大きな故障につながることもあるため、業者に点検をお願いしてください。
パネルの故障だけであれば、新しく交換すると改善されます。
しかし、必要なパネルがなければリモコン全体の交換が必要になるため要注意です。
場合によっては給湯器本体ごと交換しなければならないケースもあります。
業者に相談してみてはいかがでしょうか。