給湯器の交換は夏場がおすすめの理由とは
秋になる前に取り替えよう
給湯器を交換するなら夏場が良いと聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
ぞれぞれのメーカーで耐用年数や部品保有年数が異なりますが、8年を超えると故障や不具合が出始めます。
しかし、部品が製造中止になっていて直すことができないことや、何度も修理を繰り返していると新品に買い替えた方が得になるケースがあるため、交換を検討するきっかけになるはずです。
また、冬は不調が出やすい季節でもあります。
水温が低く、お湯を沸かすために多くのエネルギーが必要です。
そのため、夏場よりも、お風呂のお湯を沸かしたり、キッチンで洗い物をしたり、洗面所で使うなど、普通の生活をしているだけで酷使していることになります。
一回の冬を迎えるごとに給湯器の能力は10%ほど低下していくとされており、10年が買い替えの目安です。
今回の夏場を乗り越えることができても、次にくる冬は乗り切れずに途中で完全に壊れてしまい、修理ができないケースもあるため、秋がくる前に交換しておくことをおすすめします。
こんな症状は危険
これまで聞いたことがない異音や臭いが合った場合は要注意です。
これは故障の前兆だと思っておきましょう。
ピーという音は酸素とガスの量が合っていないことや、ファンモーターのトラブルが考えられます。
ボンと爆発音のような音は、ガス漏れが起きて不完全燃焼になっている可能性があるため、使い続けるのは危険です。
加えて黒い煙が出ている場合も不完全燃焼を起こしているため、すぐに使うのをやめてください。
ガス臭い場合も漏れている危険性があります。
酸っぱい臭いは給湯器そのものに異常があり、壊れている可能性が高いです。
また、お湯の温度が安定せず、高くなったり低くなったりという症状が出たときはもうすぐ故障するサインです。
時間が経てばお湯が出てくるという場合は、ガス不足か配管の凍結の疑いがあるため、確認する必要があります。
いずれの症状も放置していると危険です。
時間が経てば直るものではないため、早めに業者に連絡するようにしましょう。
大きな事故につながる前に買い替えることが大切です。