給湯器は壊れる前に交換した方が良い?
いつ買い換える?
給湯器はどの家庭にも欠かせない設備ですが、毎日使うものであるため、いずれ故障します。
異音や爆発音のようなものが聞こえる、ガス臭いなど不調が出てくることがあるでしょう。
このような不調が現れても、まだお湯が出るのであれば、完全に故障するまで修理や交換を待つ人がいます。
しかし、給湯器は壊れる前に交換する方がお得です。
メーカーが想定している耐用年数は10年が一般的ですが、なぜ10年なのでしょうか。
内部のパーツは消耗品で使えば使うほど劣化し、熱効率が10%以上も下がると言われています。
年数が経てば完全に故障して使えなくなってしまう可能性が高いです。
まだ使えているから壊れる前に交換するのは勿体無いと思うかもしれません。
しかし、熱効率が10%以上も下がると去年よりもガス代が高くなることや、お湯が出るまで時間がかかり光熱費を多く支払うことになるのです。
そのため、壊れる前に交換をした方がガス代などは安くなります。
冬は壊れやすい
以前の給湯器と現在発売されている給湯器を比較したき、同じ能力であっても使用年数が経つと熱効率に差が出てきます。
10年を経過して同じものを使い続けている人は、買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
壊れやすいのは気温がぐっと下がる冬です。
夏場よりもエネルギーをたくさん使うため、その分負担がかかります。
10月から2月が最も不具合が出やすい時期とされているため、修理依頼者が殺到する前に検討してみてください。
混雑する時期になると修理してもらうことができず、真冬にお湯が使えないなど日常生活に支障が出るかもしれません。
トラブルの前兆をしっかり見抜いて早めに連絡することが大切です。
異音や臭いは定番の不調ですが、追い炊きができない、お湯になるのが遅い、設定温度にならないのも症状として挙げられます。
本体に異常がない場合もありますが、放置しても直るものではないため、一度、調べてもらうと良いでしょう。
ガス臭いや黒い煙が出ているときは不完全燃焼が発生しており、使い続ける危険です。
すぐに使うのをやめて業者に連絡してください。