給湯器の修理前に確認することとは
調べておくこと
給湯器に異変が起きた時は、すぐに業者を呼んで直してもらわなければなりません。
完全に故障していれば交換となり、ちょっとした不具合であれば直すことができるでしょう。
しかし、交換と修理では費用が異なります。
突然の出費に痛い思いをしますが、不具合が起きたまま放置していると、ガスが漏れたり爆発などが起きて被害が拡大するため、必ず業者に対応してもらうことが大切です。
業者が到着するまでは、下手に直そうとせず触らないのが一番安全ですが、スムーズに対処してもらうためにも修理前に確認すべきことがあります。
一つは、設置している給湯器の型番と品番です。
どれも同じような見た目をしていますが、型番や品番が異なるだけで搭載されている機能が違うケースが多く、サイズや設置するスペースも含めて今使っているものを調べなければなりません。
修理前に把握できていると対策ができるため、交換となった時もスムーズです。
確認する際はリモコンではなく、本体に書かれているものをみてください。
リモコンを調べても本体の機種はわかりません。
説明書と部品
取り扱い説明書がある場合は読んでみましょう。
解決方法が掲載されており、その通りに試してみると直ることがあるからです。
ガスメーターに異常がある場合や電源を入れ直すだけで復活するケースもあります。
説明書を失くしてしまった時は、各メーカーのサイトで読むこともできるようです。
また、廃盤になっているかどうかも確認しましょう。
ちょっとした不具合であれば直してもらいたいものですが、部品が廃盤になって製造終了になっていることも少なくありません。
部品が作られていないと直せないため、交換となります。
通常、製造が終了してから10年ほどは保持していますが、10年以上前に購入した給湯器であれば手に入らない可能性が高く、もし手に入ったとしても10年以上使い続けているものは劣化してまた故障するため、新しいものに交換した方がいいです。
このように修理前に素人でもできるチェックポイントがあります。
スムーズに対応してもらえるように調べてみてはいかがでしょうか。