給湯器が壊れる場所について
調子が悪いと感じたら
給湯器は日常生活に欠かせないものですが、機械であるためいつかは必ず壊れます。
10年近く経過しているものは不具合が出やすく、お湯の温度が安定しないなど最近調子が悪いと感じることもあるでしょう。
不具合が起きた時は、まず、どこが故障しているのかを調査してください。
もちろん、すぐに業者に連絡すると解決しますが、スムーズに修理をしてもらうために自分で異常が起きている場所を探してみることをオススメします。
故障する場所は主に4つです。
一つは、リモコンです。
給湯器を操作するために、お風呂場やキッチン付近に設置されています。
本体が壊れていなくてもリモコンに異常が起きると、温度の調整や自動湯足し、追い炊き機能が反応しなくなるのです。
よく押すボタンだけが破損することもあります。
完全に使えなくなってしまった時は、新しいものと取り替えることになりますが、リモコンに使われている部品が製造終了していると、本体も一緒に交換することになるため注意してください。
原因のある箇所を調べよう
2つ目の場所は配管です。
本体内部には配管が設置されており、お湯と水が通っている仕組みをしていますが、そこから水漏れが発生すると、漏電の危険性があります。
また、外部にも給水用と給湯用の管が伸びているのが確認できるでしょう。
そこからも水漏れが発生することがあり、修理しなければなりません。
この原因の多くは配管やパッキンなどの劣化です。
8年以上同じものを使っている人は、直すよりも新しくしてしまう方がお得になるかもしれません。
3つ目は給水バルブです。
これは給湯器のメンテナンスをするときに使うもので、内部からの水漏れが起きたときもバルブを閉めることで、一時的な対処をすることができます。
それが故障すると、メンテナンスもできないため要注意です。
最後は基盤です。
電子機器の部分に埃や汚れが溜まっていたり、湿気によって基盤がショートすることがあります。
電子機器は直すことが難しく交換することになりますが、修理費用が高額になりやすいです。
このように4つの箇所をチェックして原因を特定してみてはいかがでしょうか。