給湯器の故障を防ぐ方法とは
壊れる前に
日常生活に欠かせない給湯器は、不具合が起きると大変です。
入浴ができず、シャワーは水しか出ない、洗面所の蛇口からも水しか出ないとなると、暮らしに影響を与えます。
特に、寒い時期はお湯が出ないだけで一気に過ごしにくくなるでしょう。
そのようなことがないように、給湯器は大切に使っていかなければなりません。
しかし、普段はあまり気にも留めない設備であるため、故障を防ぐ対策をしていない人も多いのではないでしょうか。
どんなに大切にしていても、いずれ壊れるものであるため、一生同じものを使い続けることはできません。
不具合が起きる前に故障を防ぐ方法を知っておくと良いかもしれません。
ひとつは、寿命です。
問題なく使えている状態でも、設置してから8〜10年過ぎていると、いつ不具合が起きてもおかしくありません。
そのため、いつ取り付けたのか思い出してみてください。
給湯と追い炊きは回路が分かれているため、同時に壊れるということはあまりありませんが、どちらかが破損すると、もう片方も不具合が発生する時期が迫っている証拠です。
また、寿命が近いものは修理よりも交換した方がお得になることも少なくありません。
完全に使えなくなる前に、新しいものに取り替えてみてはいかがでしょうか。
号数に注意
取り付け頃からの利用状況を変えないことも故障を防ぐ方法の一つです。
しかし、子供が生まれて家族が増えたり、両親と同居するようになったりなど、お湯を使う量が増えることもあるでしょう。
その場合は要注意です。
購入時の家族構成にぴったりな号数の給湯器を選んでいると、使用人数が増えたことによって号数の能力を超えて使っていることになります。
能力以上に使っていると本体に負荷がかかり、寿命よりも早く破損する可能性が高くなってしまうのです。
快適にお湯が使うという意味でも、家族が増えて不具合が起き始めたら使用人数に適切な号数を導入することをオススメします。
主にこの2つの方法があります。
この2つのことに気をつけていれば絶対に壊れないというわけではありませんが、気をつけるだけで寿命が伸びたり破損して使えない期間が長くなるということがなくなるでしょう。