給湯器による床暖房について
最低限知っておきたいこと
これから床暖房を取り入れようと思っている人もいるのではないでしょうか。
寒い時期は床暖房が活躍しますが、導入にどれくらいの費用がかかるのか、どれくらい保つのかわからないことがあるはずです。
設置してから後悔することがないように、最低限の知識は身につけておきましょう。
一般的に寿命は30年ほどだと言われています。
長いと感じるか短いと思うかは人それぞれですが、簡単に壊れて使えなくなるものではありません。
しかし、付随している熱源機は10〜15年が寿命だと言われているため、本体が故障する前に熱源機を交換するのが一般的です。
また、床材を選ぶ際にも注意しなければなりません。
耐熱性がないものを選んでしまうと反り返ったり、変色したりしてしまうため、床材のメンテナンスも行いましょう。
仕組みや種類につい?
給湯器による床暖房についても知っておきましょう。
これは、給湯器でお湯を沸かして床下にある配管を循環させて床を暖めるという仕組みをしています。
この仕組みのことをTESと呼びます。
給湯器を導入するとお風呂場やキッチンでもお湯を使用することが可能です。
また、給湯器の床暖房にもいくつかの種類があります。
一つは、電気式です。
名前の通り電気を使って熱源を発熱させ、暖めます。
二つ目はガス式です。
これはガスを使って温水を沸かし、循環させて暖めます。
三つ目はハイブリッド式と言って、電気とガスどちらも使用して暖める仕組みです。
それぞれの特徴を理解した上で、適切なものを選ぶことが大切ですが、ガス温水式が人気です。
パワフルで立ち上がりが早く、電気式よりも暖まるスピードが速いという特徴があります。
導入費用は80万程度しますが、寿命が長くランニングコストを考えると決して高くはありません。
しかし、張り替えが必要な場合は古い床材を撤去しなければならないため、その施工費が別途かかります。
面積や施工内容によってばらつきがありますが、別途10〜15万ほどかかると思っておきましょう。
具体的な費用は見積もりを取ってみなければわからないため、一度業者にお問合せしてみてはいかがでしょうか。