給湯器が故障したときに使える保険とは
火災保険が使えることもある
給湯器は安くないため、故障した時にかかる費用をできるだけ抑えたいと思う人が多いのではないでしょうか。
給湯器には寿命があり、修理をし続けても、いずれ交換しなければなりません。
保証期限が切れていれば修理にもお金がかかり、急な支出だと家計に影響を与えます。
そのような時には、保険が適用されると負担を軽減できるため、助かるでしょう。
給湯器の故障には、火災保険が適用されるケースがあります。
しかし、どのような場合にも適用されるわけではないため、対象となる条件について知っておくことが大切です。
一般的には、落雷や台風などによって、飛んできたモノが当たって壊れた時です。
地震の影響を受けて故障した時、地震保険は建物のみが対象となっているケースが多いため、給湯器だけの故障では適用されない可能性があります。
知っておきたい条件
給湯器の故障で火災保険を利用するときの注意点は、経年劣化やメーカー保証期限内の故障は対象外になるという点です。
一般的に寿命は10年ほどとされており、その年数を超えて壊れた時は、台風や落雷の影響を受けてのトラブルだったとしても経年劣化が原因で壊れたと判断され、火災保険が適用されない可能性があります。
また、契約者の所有物ではないものや、自宅以外の給湯器も対象外です。
賃貸物件や別荘、店舗に取り付けられている給湯器の故障は、対象にならないということを覚えておきましょう。
契約者であっても自身の不注意で壊れたときや、なぜ壊れたのか原因がわからない場合も対象から外れます。
自身で修理しようと思って症状が悪化すると保険は使えません。
さらに、故障してから3年以上経過すると申請することができないため要注意です。
メーカーの保証と同時にも使うことができません。
このように、火災保険を利用するためには、たくさんの条件があります。
メーカー保証期限が切れており、寿命より早いタイミングでのトラブルのみ該当するため、条件が厳しいと思うでしょう。
簡単には適用されませんが、当てはまる人は申請をしてみてはいかがでしょうか。
契約内容によっても異なるため、調べておくと安心です。