給湯器の不具合を疑ったときの正しい対処法とは
最初にエラーコードを確認しよう
給湯器が正常に動かなくなった時、どのように対処するべきか分からない人もいるのではないでしょうか。
日常生活の中で給湯器を頻繁に触ったりチェックしたりすることがないため、不具合が起きた時に慌ててしまうものです。
単にブレーカーが落ちていたり、スイッチの入れ忘れだけのケースもありますが、修理が必要な不具合も起きる可能性があります。
正しい対処法を知っておかなければ、大きなトラブルにつながる危険性があるため、素人でも実践できる正しい対処法を知っておくことが大切です。
燃焼ランプが点滅するといった不具合はよく発生します。
最初から業者を呼ぶと安心ですが、一時的なエラーがあるため、最初は確認してください。
確認方法はエラーコードを見ることです。
リモコンの画面に英数字が表示されていれば、それはエラーコードであるため、どのような不具合が起きたのか知ることができます。
各メーカーのエラーコードを確認してみましょう。
また、蛇口をひねったときにお湯が出るのか、給湯器から普段は聞かない音が発していないかなど症状もチェックしてください。
業者に連絡が必要なケース
不完全燃焼防止装置が作動するとランプが点滅し、お湯が出なくなることもあります。
この場合は、使用するのをやめてください。
室内を換気し、何も触れないまま業者へ連絡するのが正しい対処法です。
換気が不十分だと再び装置が作動するため要注意です。
不完全燃焼防止装置が作動する原因の多くは熱交換器の劣化であるため、業者に修理をしてもらう必要があります。
また、地震や停電などでも作動することがありますが、この場合はリセットをすることで改善されるでしょう。
何度も燃焼ランプが点滅する場合は、故障の初期症状です。
パーツの交換だけで改善できるケースもありますが、本体そのものを新しくしなければならない可能性があるということを理解しておいてください。
修理や交換はお金がかかるため、コスト削減のために素人が自分で直そうとする場合があります。
しかし、ガス漏れなどを起こす危険性があるため、必ずプロにお願いすることが大切です。